ヒヨケムシ

ヒヨケムシ(キャメルスパイダー)

熱帯の乾燥気候の場所に多く生息していて、大型種が多く、活発な捕食者であるヒヨケムシ。

毒などの報告はないため、ひそかにペットとして人気がでてきているんだとか。
 

巨大な鋏角(きょうかく)

鋏角
鋏角(きょうかく)とは、節足動物の付属肢の一種であり、鋏角亜門に属する生物(クモ、カブトガニなど)に特有の口器である。 鋭く突出し、他の節足動物が持つ大顎同様に餌を掴む用途で用いられる。 クモなどが持つ一部の鋏角は内部に空洞を持ち、獲物に対して毒腺から毒を注入する機能ももつ。
鋏角 -wikipedia
頭より大きい鋏角は捕食時には前後に動き、それがまたキモかわいいんですよね(笑)

タランチュラとライバル!?

乾燥地に多く生息し、地域によっては都市部でも見られる。夜行性の活発な捕食者であり、昆虫、クモ等を捕食するが、ときには共食いもし、大型種はハツカネズミや小鳥も食うことがある。素早く走り、木に登ることもある。また、しばしばタランチュラ(オオツチグモ科)と互いに捕食しあう関係でもある。 強力な顎によって獲物の外皮や肉を食い千切り、出血多量で弱らせてから捕食する。
刺激を受けると触肢を高く上げ、腹部を立てる動作をする。これは一種の威嚇姿勢と考えられている。それでも相手が諦めない場合は、鋏角で噛み付いて防御する。
ヒヨケムシ目 -wikipedia

あまりの見た目に誤情報が!
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イラク戦争時、アメリカ兵が発見したことで一躍有名になった。

サソリとクモを足して2で割ったような姿で、巨大な鋏角が最大の特徴。

そのあまりに奇抜な見た目と動きの速さに恐怖した兵隊により、
「人のハラワタを食う」「ラクダを襲って食べる」「キーキーと鳴く」「時速30キロで走る」 などという誤情報が流れた。

実際には自分から人を襲うような種類ではなく、威嚇こそするものの最終的には逃げてゆく。

なお威嚇してもまだ突いたりしていると、自衛のため巨大な鋏角で噛みついてくるので注意。
世界三大奇虫 -ニコニコ大百科

ヒヨケムシVSムカデ


(出典:https://www.youtube.com/watch?v=uVVQLlBgW60 Solifugids vs Centipede)

ヒヨケムシVSサソリ

 
(出典:https://www.youtube.com/watch?v=eD91Yc7yxxs Solifugae vs Scorpiones)

ペットのヒヨケムシ

 
(出典:https://www.youtube.com/watch?v=L-6K7YS4HH4 Mandy the Solifugae Camel Spider)


ペットとしては、まだ確立された飼育方法がなく、なかなか難しいらしいです。


種類は1000種以上!?

世界の熱帯から亜熱帯にかけて分布し、12科1000種以上が記載されているようです。

参考画像

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ほとんどが気持ち悪い(笑)


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