ツェツェバエ 
(出典:http://takashi1016.com/glossinidae-10151)


ツェツェバエ

ツェツェバエは、吸血性で微生物であるトリパノソーマという病原体を媒介し、ツェツェバエに刺されるとアフリカ睡眠病という病気に感染してしまい、睡眠周期が乱れ朦朧とした状態になり、さらには昏睡して死に至らしめる危険な種として恐れられています。

 

ツェツェバエの口吻
(出典:http://ameblo.jp/pandemonium0299/entry-11074942202.html)

口吻は、硬化して針状。

スペック

体長は5~10mm。
分布 アフリカ大陸の北緯15度から南緯20度の範囲のうち約1,500km2の範囲にのみ分布する。


アフリカ睡眠病とは

アフリカ睡眠病(アフリカすいみんびょう、sleeping sickness)は、ツェツェバエが媒介する寄生性原虫トリパノソーマによって引き起こされる人獣共通感染症である。病状が進行すると睡眠周期が乱れ朦朧とした状態になり、さらには昏睡して死に至る疾患であり、これが名前の由来となっている。アフリカのサハラ以南36か国6千万人の居住する領域における風土病で、感染者は5万人から7万人と推計されている。催眠病、眠り病、アフリカトリパノソーマ症とも呼ばれる。
アフリカ睡眠病 -wikipedia

トリパノソーマ
トリパノソーマ


ツェツェバエの繁殖方法は特徴的!?

妊娠しているツェツェバエのメス
(出典:http://blog.livedoor.jp/alienlab/archives/3917928.html)


ツェツェバエの生態で非常にユニークな点はその繁殖方法にある。雌は産卵するのではなく、胎内の子宮で一度に1個の卵を保持し、孵化した幼虫は6~7日かけて雌の分泌する栄養物質を子宮内で摂取し、老熟幼虫にまで発育してから産出される。幼虫は速やかに植物の陰など直射日光の当たらないところで土中に潜って蛹となり、30~40日後に羽化する。1個体の雌は羽化後80日齢まで産仔可能であり、生涯に6~8回の産仔を繰り返すといわれている。
こうした繁殖方法は、同じハエ類の中では、ツェツェバエ同様に哺乳類や鳥類の吸血者として特殊化したシラミバエ科やコウモリバエ科でも知られており、産仔後すぐに蛹になることから蛹生類(ようせいるい)と総称されている。
ツェツェバエ -wikipedia

幼虫が生まれてくるころには、母親と同じくらいの体重になっているんだとか・・・。


【恐怖】「ツェツェバエ」 死の眠りへいざなう危険な昆虫

 
(出典:https://www.youtube.com/watch?v=oIm2q7lIVKM)


日本のハエは、人間に害を加えることはなく、腐敗したものを自然に返すという役目を担っているそうですが、世界にはこんなにも危険なハエがいて、今でも5万人から7万人が感染しているというのだから恐ろしい・・・。
ちなみにツェツェはウシを倒すという意味らしいです。