きれいな小川でお尻を発光させながら飛んだりするホタルは、夏の風物詩でもあります。
アメリカのカリフォルニア州近くの山で発見されたカリフォルニア・ピンクツチボタルは、強烈な光を発し、とても綺麗なんです。
Living Lightbulbs: Bioluminescent Timelapse Glow Worm Artwork V11662
出典:https://www.youtube.com/watch?v=lIQb2p2IcmM
光微速度撮影によってアート作品に仕上がっています。
明るいとこだとこんな感じ・・・
ムカデが光ってるようにも見えてしまう・・・。
ホタルはどうして光る?
ホタルのお尻に近い部分に、黄色くみえる"発光器"というものがあります。その中には"ルシフェリン"という発光する物質と、発光するのを助ける"ルシフェラーゼ"という酵素があります。この2つの物質と体の中の酸素が反応して光を出します。
この"ルシフェラーゼ"はホタルによって違いがあります。そのため、一般に知られている黄緑色の光以外にも黄色やオレンジ色など光の色はいろいろです。
また、ホタルの光は熱くありません。"ルシフェラーゼ"という酵素は生き物が体内で作り出すもので、化学反応を効率よく進めるためのタンパク質です。この働きによって、電球のように熱くならないのです。
ホタルはなぜ光る?|キヤノンサイエンスラボ・キッズ