ニシキオオツバメガ 

画像はチョウではなく蛾です。

ニシキオオツバメガ

はアフリカ東岸沖のインド洋に浮かぶマダガスカル島固有種の蛾であり、「世界でもっとも美しい蛾」と言われるほど美しい翅を持ち、発見当初はチョウと扱われるほど。


東京スカイツリータウンで展示されていたニシキツバメガ

 
出典:https://www.youtube.com/watch?v=fcM5hwmOhio 世界一美しい蛾「ニシキツバメガ」:"World most beautiful moth" Madagascan sunset moth (Chrysiridia rhipheus)
2014年7月19日~2014年8月17日 東京スカイツリータウン5F スペース63で開催されている大昆虫展 in 東京スカイツリータウンで展示されていたニシキツバメガ。世界でもっとも美しい蛾と言われています。

ニシキツバメガ @マダガスカル 120203

 
出典:https://www.youtube.com/watch?v=-pKAAuM6XjI 


マダガスカルの森林では昼間びゅんびゅん飛んでいるそうで、結構速いみたいです。


ニシキオオツバメガの羽はこんなに綺麗なのに色素が無い

成虫の開翅長は75 - 90mm。翅の模様は黒を基調に金属光沢を帯びた緑の縦帯が入り、後翅にはこれに加えて同様に輝く青斑や、見る方向により赤から紫まで虹の如く色調が微妙に変化する紅斑が入る。これらは表裏両面で基本的に変わらないが、裏面の方が金属光沢を帯びた色彩を呈する面積が若干広い。こういった部分には色素がなく、光沢や輝きは本種のリボン状の鱗粉に彫られた微小な溝に屈折した光が干渉しておきる構造色である
ニシキオオツバメガ - Wikipedia

ニシキオオツバメガは昼行性

多くのガの成虫は夜行性であるが、本種は昼行性である。また派手な色彩の昼行性ガの多くがそうであるように、本種も有毒である。
ニシキオオツバメガ - Wikipedia

特徴的にアゲハ蝶に似ているが・・・

本種の特徴は印象的な美しい輝きを有する翅である。ゆえに発見当初はチョウとして扱われ、東アジアに同様の特徴を有する種の多いアゲハチョウ属 Papilio に分類されていた。これは本種が後翅に尾状突起を有している(アゲハチョウ属の特徴)ことも関連したと思われる
現在本種はツバメガ科に分類されているので真のガ(触角の先端に鱗粉による球状の物体が無く、一様な触角であるためガに分類される)と言えるが、地味なガの印象とは裏腹に、しばしば冒頭に記した言葉で賞賛される。さらには同じ構造色による輝く翅を有するモルフォやトリバネチョウといったチョウを差し置いて、チョウ目昆虫のなかで最も印象的で美しい種に選定されることもままある。
ビクトリア朝時代のイギリスでは、この翅が装身具に加工されたり、宝石として扱われたりしていた。その際、裏面の方が輝く部分の面積が多いので、裏面を表に出して用いられたようである。
現地のマダガスカル人は現地語で本種を Adriandolo 又は Lolonandriana と呼ぶ。前者は「高貴なるチョウ」、後者は「高邁なる精神」を意味する。
ニシキオオツバメガ - Wikipedia

昼に活動するし、見た目蝶だしで見かけたりしたらつい捕まえたくなりそうですが、有毒で危険なのでタチが悪いですね笑