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オオカバマダラ

はおもに北アメリカのカナダ南部から南アメリカ北部にかけて分布していて、アメリカでは時に何百万という群れで大移動するチョウであり、渡りをするチョウとして有名です。

「迷蝶」としていろいろな国で発見されることがしばしばあるようで、日本でも小笠原諸島や南西諸島で発見された記録があるんだとか。
 

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オオカバマダラの特徴

成虫の前翅長は5cmほど。翅は橙色で翅脈と縁が黒い。黒の縁取りの上には小さな白い斑点がある。オスとメスを比較すると、オスは後翅の腹部に近い部分に黒い斑点がある。メスにはこの黒い斑点がなく、黒い翅脈がオスよりも太い。ゆっくりと飛ぶが飛行能力にはすぐれていて、あまり羽ばたかずに気流に乗って遠距離を飛び続けることができる。
オオカバマダラ - Wikipedia

オオカバマダラの大移動

北アメリカに分布する基亜種D. p. plexippusは、南北3500kmほどに及ぶ分布域内で、1年のうちに北上と南下を行うことが知られている。ただし南下は1世代で行われるが、北上は3世代から4世代にかけて行われるので、同じ個体が移動する渡り鳥のおこなう渡りとは厳密には異なる。
春にはカリフォルニア州からメキシコにかけてで見られる。これらは世代交代を繰り返しながら徐々に北上し、夏になると北アメリカ中部まで達する。そして8月頃、北アメリカ中部で羽化した個体が南下をはじめる。この世代は多くの花から蜜を吸い、体内に脂肪を大量に蓄える。この脂肪をエネルギーにして、春に移動が始まったカリフォルニアからメキシコにかけての地域を目指す。ロッキー山脈から東ではメキシコのミチョアカン州で越冬し、西ではカリフォルニア州の中部から南部で越冬する。10月頃にはこの地域の森林地帯で、木の枝に鈴なり状態となったオオカバマダラがみられる。このような木ではチョウの重みで枝が折れることもある。
南下する世代は、北上する世代よりも寿命が長い。この大移動にまつわる報告・研究も数多いが、大移動の理由の一つとしては「幼虫の食草を枯渇させないため」が挙げられる。
米国フロリダ州からカリブ海、アマゾン川流域に分布するD. p. megalippe亜種は渡りをしない。
オオカバマダラ - Wikipedia

Monarch butterflies amazing migration to Mexico

 
出典:https://www.youtube.com/watch?v=Z9rZz3fILt4 


Monarch Migration

 
出典:https://www.youtube.com/watch?v=yIFB9reAkwU