405 

蚊柱と言えば、夏頃に外を歩いてるとよく頭の上をついてくるユスリカの群れですが、日本では蚊柱の大きさといえば顔のひと回り大きいくらいですよね。

アフリカのヴィクトリア湖で起きる蚊柱は、日本の蚊柱とはくらべものにならないくらいスケールが違うのです。


Swarming Lake Flies in Africa

 
出典:https://www.youtube.com/watch?v=YcXsx8gpN9M 



406 

まるで、竜巻が発生しているかのように見えます。



407
408
409
410
411

アフリカのヴィクトリア湖沿岸では、鍋でユスリカを集めてハンバーグにして食べるのが習慣らしいです。

ユスリカハンバーグは焼く前から真っ黒なんですね。

こんなに大量発生していたら、ハンバーグにしなくても息してるだけでもかなりの量を食べちゃってそう・・・

そもそもユスリカって?

412

ユスリカ(揺蚊)はハエ目(双翅目)・糸角亜目・ユスリカ科(Chironomidae)に属する昆虫の総称。和名は幼虫が体を揺するように動かすことに由来すると言われる。
大部分の種は幼虫が水生で、川、池などほとんどあらゆる淡水域に棲んでいる。他には海の潮間帯に棲むものや陸生のもの、水辺の朽木の中や土壌中などに棲む半水生的なものなども少数ある。中には水生昆虫や貝類に寄生する特殊なものも知られている。釣り餌や観賞用高級金魚の生餌に使われるアカムシはオオユスリカやアカムシユスリカなどの幼虫である。
成虫はカ(蚊)によく似た大きさや姿をしているが、刺すことはない。またカのような鱗粉も持たないため、カと見誤って叩いても、黒っぽい粉のようなものが肌に付くことはない。しばしば川や池の近くで蚊柱をつくる。アフリカのマラウィにあるマラウィ湖での蚊柱は数十mの高さになることで知られる。
非常に種類が多く、世界から約15,000種、日本からは約2,000種ほどが記載されている。水生昆虫の中では1科で擁する種数が最も多いものの一つである。
ユスリカ - Wikipedia

蚊柱ってどんな時に起こるの?

時期は夏の終わり頃らしく、蚊柱はユスリカのオスの集団でメス1匹がその集団に飛び込んで結婚相手を見つけるらしいです。どうやら繁殖行動のようですね。
参照:「蚊柱」 は、“ユスリカ” のメスが結婚相手を見つけるための 「お見合い会場 ... 


蚊柱がついてくるのはなんで?

人の頭の高さやちょっと高い位置に蚊柱が立つ理由は、周りにある物よりも一段高い所に集まって蚊柱を作るという習性があるからだと言われています。

人が移動すると頭の上に漂う蚊柱も一緒にくっついて移動してくるため「頭虫」とも呼ばれますが、それにはこんな習性があるからなんですね。
蚊柱が立つ原因※なぜ頭の上についてくる?対策と駆除方法は

ユスリカはやはり水辺や光のあるところに集まるので、玄関先やお庭はしっかりと対処しないとなんですね。