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住血吸虫症

は、住血吸虫科に属する寄生虫に感染することにより引き起こされる病気で、長期にわたり内臓を痛める慢性疾患であり、WHOによれば、世界77ヶ国で2億人以上が感染しているとされています。

その寄生虫の宿主のひとつとして、カタツムリがいるのです。


カタツムリは人間にとって猛獣よりも危険!?

最近行われた調査によると、人類の存在に最も致命的なダメージを与える生き物の一つは、オオカミでもワニでもサメでもなく、カタツムリであることがわかった!

学者らが発表した統計によると、サメの襲撃による死者は年間10人、オオカミも10人、ゾウとライオンは100人、ワニは1000人となっている。サナダムシは約2000人、回虫は2500人、そしてカタツムリは1万人だという・・・
続きを読む: http://jp.sputniknews.com/japanese.ruvr.ru/news/2015_01_04/281893942/

住血吸虫症の症状

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住血吸虫症は基本的には慢性疾患である。住血吸虫が皮膚から侵入したときにかゆみを伴う発疹(セルカリア皮膚炎)がみられる。急性期の症状としては、発熱、蕁麻疹、下痢、肝脾腫、せきなどがあり「片山熱」と呼ばれているが、目立った症状のない不顕性感染となることも多い。更に、終宿主が鳥類の住血吸虫のセルカリア侵入でも皮膚炎が発症するが、虫体は寄生に成功することなくそのまま死滅するため、皮膚炎のみの症状で終息する。

慢性症状は、成虫の寄生部位によって、尿路住血吸虫症と腸管住血吸虫症とに大別できる。(住血吸虫はそれぞれ尿路または腸管を取り巻く静脈叢に寄生する。)
尿路住血吸虫症では、血尿がみられ、進行すると尿路の線維症や腎炎が認められる。合併症として膀胱癌が増えることも知られている。病変は生殖器にも及び、女性では陰部の炎症や出血、結節、性交痛など、男性では精嚢や前立腺に異常が見られ、不妊の原因にもなる。

腸管住血吸虫症では、腹痛、下痢、血便などがみられる。進行すると肝硬変がおこり、門脈圧亢進により腹水が溜まる。食道静脈瘤が認められ、吐血する場合もある。脳腫瘍に似た症状を示すこともある。
住血吸虫症 - Wikipedia

致死率は高くないようで、抗吸虫薬プラジカンテルで容易に治療することができるみたいですが、治療が必要な患者にあまり行き届いていないようです。


日本での住血吸虫症は?

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日本住血吸虫(Schistosoma japonicum)は、寄生虫の中の吸虫のという吸盤を持ったものの仲間です。日本のほか、中国や東南アジアなどに 生息しており、日本では、山梨県や筑後川の流域などが流行地として知られていましたが、1978年以来新しい患者は出ておらず、もう絶滅したと考えられています。 しかし、中国や東南アジアではいまだ多くの患者がおり、マラリアやフィラリアとともに世界の三大寄生虫病の一つとされています。
この日本住血吸虫という名は、日本での研究が盛ん だったということに由来しています。日本は世界で唯一住血吸虫を撲滅した国であり、診断や治療の技術は高く評価されていて、疫学、寄生虫学の研究実績も多いのです。また、経済的にも余裕があるため、豊富な経験を生かして協力や援助を行うことを望まれているのです。 この寄生虫の成虫は、オスは1.2から2.0センチ、メスは 1.5から3.0センチという大きさの細長い寄生虫で、人間などの寄生する動物(宿主)の小腸から肝臓へ と向かう, 門脈という血管の中に住んでおり、メスをオスが常に抱きかかえているというのが特徴です。 そしてそこで、宿主の赤血球を食べて生活しています。
日本住血吸虫ってなに?

住血吸虫の生活環

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出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%8F%E8%A1%80%E5%90%B8%E8%99%AB%E7%97%87

カタツムリや巻貝は中間宿主で、最終宿主は人間等の哺乳類のようです。


カタツムリといっても淡水カタツムリに寄生するようで、日本の住血吸虫は絶滅したと考えられています。

しかし、世界的にはまだまだ存在しているので、海外旅行で釣りやキャンプなど楽しむ際は気をつけなければなりません。