日本のほぼ全域に生息しているムラサキシャチホコですが、その姿を見る人は少ないかもしれません。
というよりは、例え見たとしてもそれがムラサキシャチホコと気づくことのできる人の方が少ないと言った方が正しいのかもしれません。
なぜなら・・・
翅が枯れ葉そのものにしか見えません!足や顔がちょっぴり見えていますが。
顔は隠れたけど足と触覚が・・・
各パーツをしまって完全擬態完成!・・・乗っている葉っぱはめっちゃ緑ですがw
どっからどう見てもくるっとクセのついた枯れ葉にしか見えませんが、どうやらムラサキシャチホコの羽の枯れ葉模様は平面らしいです。
枯葉そっくりに擬態したシャチホコガ。
前翅から胸部にかけて、カールした枯葉が描かれている。
写真は8月10日に、山梨県の林縁にいた本種を撮影したもの。蛾の中で特に見たかった種で、カールした枯葉を見る度に本種ではないかと常々チェックしていたが、山梨ではあっさりと見つかった。前翅平面に描かれているとは思えない立体的な枯葉模様が素晴らしく、感動的だった。
ムラサキシャチホコ
ムラサキシャチホコ
出典:https://www.youtube.com/watch?v=aw7f_-eOyTo
やはり、羽は立体的に見えてしまいますね。
成虫の出現時期は4~9月だそうです。
!?
枯れ葉の時期は?やはり見つけるのが難しいから?
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