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アオムシサムライコマユバチは、体長3mmほどで北半球に広く分布し、日本全土にも分布する寄生蜂で、モンシロチョウ等の幼虫の体内に約80個もの卵を産卵するのですが、アオムシサムライコマユバチの幼虫は寄主の体を食い破り出てくる訳で、それがなんともグロいのです。



アオムシサムライコマユバチの幼虫に寄生されたチョウの幼虫たち

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アオムシサムライコマユバチの幼虫は、このあと繭(まゆ)を作って蛹化するのですが、その後約7日で成虫が羽化します。

アオムシサムライコマユバチの幼虫が寄主の体を食い破り出てくる様子を動画で見る


出典:https://www.youtube.com/watch?v=vMG-LWyNcAs Body Invaders

アオムシサムライコマユバチの蛹化

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アオムシサムライコマユバチの寄生のココがスゴイ!

寄主探索
キャベツなどのアブラナ科植物は、モンシロチョウの幼虫に加害されると特徴的な揮発性の化学物質を放出する。この物質はカイロモンと言われ、アオムシコマユバチのメスは、このカイロモンを頼りに飛来する。その後、触覚で葉をドラミングすることで、モンシロチョウの幼虫の居場所を突き止める。
アオムシサムライコマユバチ - Wikipedia

寄生制御物質
メス蜂が産卵する時に、寄主制御物質としてvenom(毒液)、polydnavirus(ポリドナウイルス)、卵巣タンパク質を卵と共に寄主に注入する。モンシロチョウの幼虫は、免疫系として、フェノールオキシダーゼによる液性免疫と血球による細胞性免疫を有しているが、これらは、寄主制御物質により抑制される。このため、寄生蜂の卵及び孵化した幼虫は、異物と認識される事がなく、寄主体内で生育が可能となっている。
アオムシサムライコマユバチ - Wikipedia

寄生型のハチはどの種も方法がエグイのが多いですね・・・。もし人間に寄生するハチがいたらと思うとゾッとします。

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